2012/05/20

法律事務所のマーケティングブログ再開します!


<お知らせ編・決意編かも?>ブログ再開します!

しばらく(長い間),法律事務所のマーケティングのブログの更新をサボっていました。愛読者の皆さん(多分いるでしょう,何人かは…。更新をサボっている間もカウント数が伸びているのを見ると。),申し訳ありません。

中途半端なところで中断していますし,この間にも考えが深まった(ような気がする)ところもありますし,また,3か月も休めば新しい取組みも進んでいます。
ということで,そろそろ再開しようかなと…。
しかし,そんなに頻繁には無理かも(とリスクヘッジしておきます。)。

今,ちょっとした弁護士の集まりに来て,法律事務所の将来や目の前の事務所財政の問題などを話したりしています。
そこで,このマーケティングブログやマネージャーのマネジメントブログ事務局の改善提案ブログ原総合法律事務所のホームページなど,何人かの皆さんから読んでいるよというお言葉とコメントもいただき(いつになったら更新するのかというプレッシャーも感じたわけですが。),これは再開しなければと決意した次第です。

今回は,そこで感じたことを少しだけ。
事件が減ったとか,事件の単価が低下したという目の前の現実はあるわけでしょうが,閉塞感に囚われている,あるいはそれが言いすぎであれば,展望を見出せない事務所の多いことを改めて感じました。

ちなみに,原総合法律事務所では,数年にわたる事務所全体でのマーケティングの取組みの中で,少なくとも相談数,受任事件数とも減ってはいません。確かに,個々の事件ごとの弁護士報酬は減っているのかもしれませんが,そこにこだわり前へ進めなくてどうするという感じです。

いまだ弁護士にたどり着けないのだけれど,弁護士の法的サービスを受けることができれば,権利や利益が守られ,社会正義を取り戻せる人たちがいるという現実から出発すべきです。むしろ,今,弁護士にたどり着けている人たちは,一部の人たちだというのが現実です。
私たちは,つながりのあるところから紹介されてくる事件だけを扱って,済ませてきたように思います。
しかし,より多くの人たちは,弁護士とのつながりがない人たちです。
その人たちを「放置」しておいて弁護士の使命である基本的人権の擁護や社会正義の実現はないと思うのです。

そういう弁護士とのつながりのない人たちを弁護士につなぐことが,原総合法律事務所が考えるマーケティング戦略の目的です。
しかし,一事務所ができることは,ごくわずかなことです。
同じ考え方の弁護士,法律事務所が全国に増えることを原総合法律事務所は願っています。
そのために,法律事務所のマーケティングのブログや,マネジメントのブログでの発信を続けていきたいと考えています。また,私たちの話しでよければ,いろんなところで話していきたいと考えています(いくつかのオファーも受けています。)。

ただ,本来の業務の合間をぬっての情報発信には限界を感じてきているのも事実です(今回も長期にわたりマーケティングのブログが更新できなかったわけですし。)。法律事務所のマーケティングや法律事務所のマネジメントの情報発信を強化するには,その「経済基盤」の強化も考えなければと思ってきています。例えば,ホームページやブログの制作を含む法律事務所の広報をコンサルティングしたり,法律事務所のマーケティングやマネジメントをコンサルティングしたり。そのための活動の主体も整えたところです。

ちなみに,こんな原総合法律事務所のマーケティングやマネジメントの話しを少ししただけでも,真剣に耳を傾け,参考にしたいとおっしゃる方が大勢おられたことは,やはり嬉しかったのです(そういう反応が,ブログ再開の後押しになるのでした。)。