2011/09/23

08 統一されたイメージの具体例

08 広報を考える3-統一されたイメージの具体例

前回,広報には「統一されたイメージ」が必要だと言いました。
そこで,具体的に原総合法律事務所の広報がどのように統一感を持っているのか見てみましょう。
(最初に自白しますが,時間がないので,ともかく1回分を写真で済まそうという魂胆です。)

以前は,ブルーをベースにトリコロール(青,赤,白)が基調でした。
例えば,以前のリーフレットです。具象(長崎の風景)も入れ,長崎を打ち出し,柔らかいイメージでまとめています。


そのころの封筒です。同じ色調,同じイメージで作っています。


この色調をベースに,ポスターも作っています。
ポスターをゆっくり読む人などいませんから,一瞬のインパクトが重要です。ロゴマークを強調し,それでインパクトを与えようという狙いです。
したがって,ここでは,具象(風景等)も入れていません。


最近は,よりシャープなイメージを与える狙いで,色調をよりシンプルにしています。グレー基調で黒とアクセントの黄色しか使っていません。また,抽象的なイラストも同様の狙いからです。ロゴマークも,2色から1色になっています。
そんな最近のリーフレットです。


同じイメージの封筒です。シャープさを出すために,横使いにしています。


電話帳も,あえて多色刷りは使わず,一色でインパクトを与えるデザインをという狙いです。
ただ,電話帳は,じっくり読んで他事務所と内容を比較されるので,文字情報は比較的多めです。


このように「統一されたイメージ」で全ての広報を行うと,広報は有効に機能します。
なお,そのコンセプトが不変ではないことも,理解してもらえたでしょうか。